【小説】もしも地球が滅びるなら。伊坂幸太郎・終末のフール|感想、レビュー

終末のフール読みました〜!

一気読みで俊足1日で読み終わりました。

まーじでおもろかったです。

仙台出身の人は、仙台のあの辺りのことをイメージしたんじゃないか?

と思いながら読めると思います。

面白さをガガガーっと語っていきますよ!

伊坂幸太郎さんとは

伊坂幸太郎さんは、仙台の大学に通われていたお方で、2000年に「オーデュボンの祈り」で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビューをしました。

それからも数々の小説を世に出し、ゴールデンスランバーや重力ピエロなどは映画でも有名です。

個人的にかなりお好きな作家さんであり、ほとんどの作品を見させていただきました。

小説の中の描写で仙台がよく出てくるので、仙台ではそういう生活をしていたのかな?と想像をさせてくれます。

僕自身が仙台出身なので、書いてあることの想像がしやすくて、読みやすくてサクサク進んで読みふけれます。

終末のフールについて

終末のフールは集英社さんから出している小説です。

当時の月間小説誌である「小説スバル」にて連載をしていたものを集め、編集して出した小説なんですね。

書店での販売が開始されたのは、2009年の6月のようです。

2009年かー、懐かしいですね。

当時僕は小説には全く興味がなくて、山篭りとか高いところに登ってひたすらにぼーっとするとかばかりしていました。

それか虫とりをしたりとか。

今当時に戻れるとするのであれば、小説を今から読みなさい!と言いますね。

当時から小説を読んでいれば、たくさんの本に触れられたのかー…

まあタラレバな話をしても仕方がありませんね!

今からでも遅くはないぞー!本が読みたい!

終末のフールのあらすじ

 

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは? 今日を生きることの意味を知る物語。

引用:終末のフール 背表紙

背表紙のあらすじでも十分にわかりやすと思いますが、簡単に言うと、

隕石が落ちて地球が滅びる。

その後の日本に生きる人の物語。

舞台は仙台。

ってことが分かっていれば大丈夫です。

8組の人間の視点から物語は進んでいき、交差していきます。

滅亡!と聞くと狂喜乱舞!ヒェエエエエエ!って感じのイメージがあるかもしれませんが、ハートフルな物語に自分は感じました。

スーパーで働き続ける人や、後数年で滅びると知ってしまったのに妊娠が発覚!?した人、女優になるのが夢で、演技が上手ゆえに様々な人の家族を演じる人など。個性あふれる人がたくさん出てきます。

住宅街と聞くと紫山や将監付近を想像しながら読んでしまっていました。

昔ピザ屋でよく回ったルートだったからかな?

感想

僕だったら何をするかな

僕だったら隕石が落ちると知った時に何をするのかな。と考えながら読みました。

いつも通りに生きて、好きな本を読んで、好きな文章を書いて、好きな人に送って、感想を聞いて、そんな毎日を過ごしたいですね。

周りが焦ってしまった時に、僕は焦らないと今は断言できますが、実際にそうなってしまった時にはどうなるのか、手に汗握るようなリアルなイメージは、なったことがないので、実感が湧くような想像はできませんでした。

失った時に失う前のありがたみがわかるというのは、ありきたりな話かもしれませんが、本当にその通りなのでしょうね。

毎日朝起きて、歯を磨きながら、ぬるいシャワーを浴びて、体を拭き、着替える。

朝ごはんをかじりながら、仕事をして、仕事が終わり、家に帰る。

そんな毎日が終わると思った瞬間に愛おしくなるものなんでしょうね。

毎日が続けられなくなることってのは、体験する人は少ないですから。

年をとった人が、感謝をするようになるってのは、当たり前にできることが少なくなってくるからなのかなとも思いました。

好きな人と一緒に死にたいな

もしも隕石が落ちてくるとするのであれば、好きな人と手をつないでプツンとゲームオーバーになりたいなと思いました。

最後の最後まであがいて、逃げ切るのも、命の炎が燃え盛っているようで美しいかもしれませんが、僕はおとなしく受け入れて、「楽しかったね〜」と手を繋ぎながら愛する人と死にたいですなあ。

みんなはどうでしょう?

こんな人におすすめしたい

もちろん伊坂さんのファン!

伊坂さんファンはコンプリートしている人が多そうなので、読んでいるかもしれませんが、まだ読まれていない人にはぜひ読んでいただきたいですねえ。

もしも地球が滅びるならばを感じたい人

もしも死ぬなら、映画でも取り上げられるような題材ではありますが、小説と読むと一味違います。

映画であれば映像が付いているので、どうしても世界観は映画の中に固定されてしまいます。

小説の場合は、文字だけで読み進めていくので、想像をして、頭の中で映像化をするのが必要になってきます。

ですので、それぞれの過去にある情報が組み合わさり映像が頭に流れていきます。

文字と一緒に進んでいくことで、自分はどうなるのかな?というのを自分のペースでゆったりと考えながら見つけられると思います。

ありきたりの毎日の実感に是非

 

伊坂幸太郎さんの終末のフールは活字を読むのが苦手という人も読みやすいような、想像がしやすいような話だと思います。

あらすじでは想像ができない、ドラマがそこには待っています。そして家族という設定は誰しもが持っているので、自分ならばと自分のドラマを感じながら読み進められるでしょう。

是非読んでみて、感じてほしい一品です。

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